2017年3月12日日曜日

変態カメラSIGMA DP1 Quattro

変態カメラと言われるSIGMAのDPシリーズ、もう形からして変態。


さて、私の保有しているDPは換算28mm相当の DP1 Quattro だがフォビオンの紡ぎ出す独特な世界に購入して2年4ヶ月経過したが未だに色褪せることがない。百花絢爛な新機種の中でこういう独自性のあるカメラはなかなか珍しい。シグマさんには是非この路線を今後も貫いてほしい。

では、早速実写レビュー。


まずはバードバスをブツ撮り。寒さで凍った水、ザラついた鉄の質感を余すことなく表現してくれた。


フクロウの置物。色付きガラスのなめらかな質感と透明感が素晴らしい。フォビオン機は若干アンダー目に撮った方が雰囲気が出る。いつも-1/3段アンダーで撮るのが自分の作法となっている。


無機質な被写体の表現が実に素晴らしい。


こういう細かな描写は得意中の得意、フォビオンの真骨頂だ。


森の中に流れる川の脇に顔を出していた野草を接写。焦点距離が短いのでボケにくいがここまで寄ればそこそこ背景もボケてくれる。


日の出と富士山。朝のシンとした空気感を切り取ってくれた。


どうでしたか?ちょっと癖のある描写は好き嫌いが分かれそうですが私はこの独特な絵が大好きで、こいつで撮るとハマる被写体がないかちょいちょい探してしまいます。機械的に見えば今時手ぶれ補正もないわ、撮影テンポが悪いわ、全然コンパクトじゃないわ、バッテリーはすぐなくなるしで結構なじゃじゃ馬っぷりなのですが、それ以上にこいつでないと撮れない絵があるのも事実。そこら辺を折り合いつけてゆっくり一枚一枚を愉しむカメラではないかと思う。 :-)


LCDビューファインダーを付けるとさらに変態度アップ!(笑

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